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教育史に位置づける民間生涯教育
―野村生涯教育26年の歩み―
野村 佳子 著
かど創房 刊
A5判 222ページ
定価 2,000円(税別)


*** 主な内容 ***

世界にひらかれた教育の新しい歴史

 本年初頭、文部省から出された教育改革白書は、「生涯学習体系への移行」を最大課題と位置づけました。
 1962年、高度経済成長期の日本が直面した青少年の不幸の問題を動機として“教育の問い直し”から始めた私たち庶民の生涯教育ボランティア活動でした。
 子の二十数年来の私立ちの生涯教育推進の歴史を省み、改めて「生涯教育」の今昔に深い感慨を覚えるのです。(中略)
 生涯教育への移行が、民間のイニシアチブにおいて国の教育施策に先立つ四半世紀前、ささやかではあるけれど、庶民の自発において自主的活動として教育の転換を試みた歴史は、人間一人ひとりの主体的作業としての教育本来の姿に立返る一つの実証であろうと思っております。(中略)
 この度、生涯教育推進の長い歴史の一端ともなる「教育史に位置づける民間生涯教育」野村生涯教育26年の歴史を綴ってみることにいたしました。 

―「まえがき」より
 
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